일본어 뉴스: 「イベント自粛要請解除は専門家の見解踏まえ判断」安倍首相

「イベント自粛じしゅく要請ようせい解除かいじょは専門せんもん家かの見解けんかい踏ふまえ判断はんだん」安倍あべ首相しゅしょう

Mar 16, 2020 18:03

Furigana

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた大だい規模きぼなイベントの自粛じしゅく要請ようせいなどについて、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、参議院さんぎいん予算よさん委員いいん会かいの集中しゅうちゅう審議しんぎで今週こんしゅう、専門せんもん家かから示しめされる予定よていの見解けんかいを踏ふまえたうえで、解除かいじょするかどうか判断はんだんする考かんがえを改あらためて示しめしました。この中なかで、立憲りっけん民主みんしゅ党とうの蓮はちす舫参議院さんぎいん幹事かんじ長ちょうは「特とくにひとり親おやや貧困ひんこん世帯せたいへの打撃だげきはものすごく大おおきく、まさに瀬戸際せとぎわにある。私わたしたちは、子育こそだて世帯せたい支援しえんの増額ぞうがく、公共こうきょう料金りょうきんの減免げんめん、納税のうぜいの猶予ゆうよなどを提案ていあんしているが検討けんとうしてはどうか」と求もとめました。

これに対にたいし、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「景気けいき悪化あっかへの懸念けねんが高たかまっていく中なかで、仕事しごとがなくなることなどにより、公共こうきょう料金りょうきんの支払しはらいすら難むずかしいといった方々かたがたも出でてくることが懸念けねんされる。所得しょとくが大おおきく減少げんしょうすることなどにより、不安ふあんを感かんじている皆様みなさまへの手てだてについて速すみやかに検討けんとうしていきたい」と述のべ、今週こんしゅう中ちゅうに対応たいおう策さくをとりまとめる考かんがえを示しめしました。

さらに安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、経済けいざいへの影響えいきょうについて「金融きんゆう・財政ざいせい両面りょうめんにおいて、しっかり対応たいおうしていく。今夜こんや11時じからＧ７じ-せぶんの会議かいぎを行おこなうが、現下げんかの経済けいざい状況じょうきょうについて、Ｇ７じ-せぶんでしっかりと結束けっそくをして対応たいおうしていくことを話はなしたいし、財務ざいむ大臣だいじん、中央ちゅうおう銀行ぎんこう総裁そうさいのレベルでも協調きょうちょうして対応たいおうしていくことが求もとめられている」と述のべました。

また、大だい規模きぼなイベントなどの自粛じしゅくや、臨時りんじ休校きゅうこうの要請ようせいの解除かいじょについて、安倍あべ総理そうり大臣だいじんは「今月こんげつ19日にちごろをめどに、これまでの対策たいさくの効果こうかについて専門せんもん家か会議かいぎの判断はんだんが示しめされる予定よていだ。感染かんせんが発生はっせいした事例じれいなど、わかってきた点てんも勘案かんあんしながら、専門せんもん家かの見解けんかいも踏ふまえつつ判断はんだんしたい。ただ、直ただちに新あらたな方向ほうこうが示しめせるかどうかは、専門せんもん家かの見解けんかい次第しだいだ」と述のべました。

そして安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、東京とうきょうオリンピック・パラリンピックについて「アスリートや観客かんきゃくにとって、安全あんぜんで安心あんしんな大会たいかいを開催かいさいしたいと考かんがえている。日本にっぽんだけでなく、世界せかいが新型しんがたコロナウイルスを克服こくふくしたことにつながっていくオリンピックにしていきたい」と述のべ、予定よていどおりの開催かいさいに向むけて準備じゅんびを進すすめる考かんがえを重かさねて示しめしました。

さらに安倍あべ総理そうり大臣だいじんは、感染かんせん拡大かくだいで採用さいようの内定ないてい取り消とりけしが出でていることについて「学生がくせいの皆みなさんの痛いたみは察さっするに余あまりある。新規しんき採用さいように協力きょうりょくをいただいた企業きぎょうには、雇用こよう調整ちょうせい助成じょせい金きんの特例とくれいを設もうけ、新入しんにゅう社員しゃいんも対象たいしょうにした。学生がくせいの皆みなさんの前途ぜんとも考慮こうりょし、何なんとか予定よていされた採用さいようを実現じつげんしていただきたい」と述のべました。