新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大の
影響で、
日本郵便は
2日から
新たに153の
国と
地域を
対象に、
一部またはすべての
国際郵便物の
引き受けを
当面停止することになりました。
新型コロナウイルスの
世界的な
感染拡大で
航空機の
大幅な
減便や
運休が
出ていることから、
国際郵便物の
配送にも
影響が
出ています。
このため、
日本郵便は
2日の
午前0時から、
新たに153の
国と
地域を
対象に、
一部またはすべての
国際郵便物の
引き受けを
当面停止することになりました。
このうち、航空便のEMS=国際スピード郵便や手紙やはがき、小包といった郵便物など、船便以外の引き受けを停止するのがイタリアやスペイン、ロシア、ブラジルやトルコなど、合わせて126の国や地域です。
また、船便を含めてすべての郵便物の引き受けを停止するのは、インドやインドネシア、それにアルゼンチンやチリなど、合わせて27の国や地域です。
すでに中国とモンゴルについても一部またはすべての郵便物の引き受けを停止していて、合わせて155の国や地域が対象になることになります。
日本郵便は、1日までに引き受けた郵便物についても、配送できないものは順次返送するとしています。一方、アメリカやイギリス、フランスなどは対象に含まれていません。
日本郵便は1日、ホームページに影響を受ける国や地域を掲載するとしています。