静岡市は、
静岡赤十字病院の20
代の
女性医師が
新型コロナウイルスに
感染していることが
新たに
確認されたと
発表しました。
静岡県内の
感染確認は13
人となりましたが、
静岡市内では
新型コロナウイルスに
対応できる病床がすべて
埋まり、
市は
対応を
検討することにしています。
静岡市によりますと、
新たに
感染が
確認されたのは
葵区の
静岡赤十字病院に
所属する20
代の
医師の
女性です。
この医師は2年間の臨床研修をへて、1日から正式に病院に採用されるにあたって先月31日受けた院内の簡易検査で感染の疑いがわかったことから、保健所の検査を受けたところ、1日感染が確認されました。症状は特に出ていないということですが、医師は1日から市内の感染症指定医療機関に入院するということです。
医師は先月24日に東京で会食をしたあと、25日から27日、そして29日の合わせて4日間、研修医として静岡赤十字病院の救急科でマスクを着けて診療にあたっていたということです。
静岡市保健所の加治正行所長は「医師にせきなどの症状はなく、院内感染が生じる可能性はほとんどないと考えられる」と説明しています。
静岡県内で感染が確認されたのは13人となりました。静岡市はこれによって新型コロナウイルスに対応できる病床がすべて埋まったとしていて、今後、感染者が出た場合の入院先の確保について検討することにしています。