6日、
鹿児島県日置市の
住宅で
男女3人が
倒れているのが
見つかり
死亡した
事件で、
3人はいずれも
この家の
住民以外の
親族や
近所の
人と
確認されました。
警察は
殺人事件として
捜査するとともに、
この家の
80代の
女性と
息子も
事件に
巻き込まれた
可能性があると
見て
調べています。
6日午後、
鹿児島県日置市東市来町の
住宅で、
女性2人が
部屋で
倒れて
死亡しているのが
見つかり、さらに
別の
部屋で
意識を
失った
状態で
見つかった
男性が
搬送先の
病院で
死亡しました。
警察によりますと、死亡したのは、いずれも鹿児島県薩摩川内市の坂口訓子さん(72)と、岩倉孝子さん(69)、それに、現場の近所に住む後藤広幸さん(47)と確認されました。3人にはいずれも外傷があり、警察は殺人事件として捜査しています。
調べによりますと、この家には80代の女性と60代の次男が住んでいて、坂口さんと岩倉さんは親族だということです。6日、次男が勤務先に数日間出勤していなかったため、別の親族が警察に連絡をし、死亡した3人が、その前に家の様子の確認に行っていたと見られています。
警察官が訪れた際、玄関の鍵はかかっていなかったということです。警察によりますと、女性と次男の2人も行方がわからないということで、警察は事件に巻き込まれた可能性があると見て調べています。
3人は様子を見に住宅へ
警察によりますと、死亡した岩倉孝子さんは現場の家に住む女性の長男の妻で、坂口訓子さんは岩倉さんの姉です。
6日、女性の長男が、母親と同居している弟と連絡がとれなくなっているのを心配して、妻の岩倉さんに様子を見に行くよう依頼しましたが、その後、岩倉さんとも連絡がとれなくなったということです。
このため、近所に住む知り合いの後藤さんにも頼んだということですが、2人とも事件に巻き込まれました。坂口さんは、妹である岩倉さんと一緒に家に行って事件に巻き込まれたと見られています。