일본어 뉴스: 日本のサービス業労働生産性「米の半分ほどの水準」

日本にっぽんのサービス業ぎょう労働ろうどう生産せいさん性せい「米べいの半分はんぶんほどの水準すいじゅん」

Apr 9, 2018 05:04

Furigana

どれだけ効率こうりつ的てきに働はたらいたかを示しめす労働ろうどう生産せいさん性せいが、日本にっぽんのサービス業ぎょうはアメリカの半分はんぶんほどの水準すいじゅんだとする調査ちょうさ結果けっかがまとまりました。労働ろうどう生産せいさん性せいは、１いち人にんの従業じゅうぎょう員いんが１いち時間じかんにどのくらいのモノやサービスを生み出うみだしたかという指標しひょうです。

公益こうえき財団ざいだん法人ほうじんの日本にっぽん生産せいさん性せい本部ほんぶが、小売こうり業ぎょうや飲食いんしょく業ぎょうなどのサービス業ぎょうについて、２に０ぜろ１いち５ご年ねん時点じてんの労働ろうどう時間じかんなどをもとに、日本にっぽん、アメリカ、ドイツ、イギリス、フランスの５ごか国かこくで比較ひかくしました。

その結果けっか、日本にっぽんの労働ろうどう生産せいさん性せいは５ごか国かこくの中なかで最低さいていで、最もっとも高たかかったアメリカの半分はんぶん程度ていどの水準すいじゅんとなりました。

２に４よん時間じかん営業えいぎょうのような長時間ちょうじかん労働ろうどうが行おこなわれていることや、高こう品質ひんしつなサービスが安やすい価格かかくで提供ていきょうされていることなどが理由りゆうだということです。

調査ちょうさをした東洋とうよう大学だいがく経済けいざい学部がくぶの滝澤たきざわ美帆みほ教授きょうじゅは「日本にっぽんはおもてなしの精神せいしんで手厚てあついサービスが提供ていきょうされ、消費しょうひ者しゃの立場たちばからすると幸しあわせな国くにだが、労働ろうどう生産せいさん性せいとしては低ひくくなり、ＩＴなどによる効率こうりつ化かが必要ひつようだ」と話はなし、働はたらき方かた改革かいかくを進すすめることが重要じゅうようだと指摘してきしています。