船舶免許を
必要とせずインターネット
でも手軽に
購入できる「ミニ
ボート」の
事故が
増え
続けていることから、
海上保安庁は、
海のレジャーが
盛んに
なる大型連休に
合わせて、
安全への
注意を
呼びかけています。「ミニ
ボート」は、
全長3メートル未満、
エンジンが
2馬力以下の
船で、
船舶免許を
必要とせず、インターネット
でも手軽に
購入できることから
ここ数年利用者が
増えています。
一方、
波の
影響を
受けやすく、
海上保安庁によりますと、
平成24年以降毎年事故が
増え
続け、
去年は
72隻が
事故にあったということです。
また海上保安庁などが利用者170人にアンケート調査を行ったところ、メンテナンスを自分で行っていると回答した人が73%、安全に関する情報はネットで集めたという人が49%となり、個人で安全対策をとっているケースが多いことがわかりました。
海上保安庁は、安全対策を十分には理解していない利用者がいる可能性もあるとして、海のレジャーが盛んになる大型連休に合わせて、現地指導を強化するなどして注意を呼びかけています。
海上保安庁の濱中洋尚海難防止対策官は、「沖合に出過ぎたり、天候の急変によって制御できなくなったりして、出発地に戻れなくなるケースも起きている。ミニボートの特性を理解したうえで、安全に利用してもらいたい」と話しています。