地球温暖化が
進んだ
場合、
国が
管理する
大河川では
洪水が
発生する
危険性が、
最大で
今のおよそ
4倍となることが
国土交通省の
試算でわかりました。
堤防などの
整備計画には
現在、
地球温暖化の
影響は
反映されておらず、
国土交通省は
今後見直しを
進める方針です。
これは、
11日開かれた
有識者による
国の
検討会で、
国土交通省の
担当者が
明らかにしました。
それによりますと、国土交通省は、国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」の報告書に基づいて、「1級河川」と呼ばれる、国が管理する大河川の流域の降水量や洪水の危険性について試算しました。
その結果、地球温暖化が進んで今世紀末に世界の平均気温が産業革命の前と比べて4度上昇した場合、いずれも平均で流域の降水量は今のおよそ1.3倍に増え、これに伴って洪水が発生する危険性もおよそ4倍になることがわかったということです。
さらに今世紀末の気温上昇を2度に抑えたとしても、流域の降水量はおよそ1.1倍に増え、洪水が起きる危険性もおよそ2倍になるということです。
堤防などの整備計画には、現在、地球温暖化の影響は反映されていないということで、国土交通省は今回の試算結果を受けて計画の見直しを進める方針です。