東京の
暴力団員の
男が
売りさばいた
大麻が、
高知市の
高校生6人にまで
広まっていたとして、
警察は、
大麻を
所持したり
譲り渡す
などした
疑いで
合わせて
12人を
11日までに
摘発しました。
摘発されたのは、
高知市の
高校に
通っていた
1年生から
3年生までの
男子生徒6人のほか、
東京・
杉並区の
暴力団員の
男(
57)など合わせて
12人です。
警察の調べによりますと、高校生6人は、去年5月から去年8月にかけて、音楽イベントを通じて知り合った松山市の17歳の少年から複数回にわたって大麻を購入し、自宅で所持したり他人に譲り渡すなどした疑いが持たれています。
高校生が17歳の少年から購入した大麻は、暴力団員の男から少年の父親宛てに送られてきたということです。
高校生6人はすでに家庭裁判所に送られて、いずれも保護観察の処分を受けたほか、少年も少年院に送られました。
警察の調べに対して、6人の高校生は「海外のミュージシャンに憧れて大麻を吸った」などと話していたということです。