それによりますと最も売れた本は、児童文学者の吉野源三郎が昭和12年に少年少女向けに書いた本を原作とした「漫画 君たちはどう生きるか」で、去年8月の発売からの累計発行部数は202万部となっています。「君たちはどう生きるか」は小説の新装版も4位に入っています。
3位と7位には、さまざまな生き物の不可解な生態を紹介する「ざんねんないきもの事典」とその続編がランクインし、5位には、ことし芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」が入りました。
また、去年の年間ベストセラーのランキングで1位となった佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」は、その後も売れ続け、今回も9位に入っています。
日販は、「子どもやその親をターゲットにした本が多かったのが特徴で、メディアで紹介されるなどして話題になったことで、売り上げを大きく伸ばした」と分析しています。
出版物の取り次ぎをしている日販=日本出版販売は、去年11月下旬から半年間の本の売り上げをまとめ、1日発表しました。
それによりますと最も売れた本は、児童文学者の吉野源三郎が昭和12年に少年少女向けに書いた本を原作とした「漫画 君たちはどう生きるか」で、去年8月の発売からの累計発行部数は202万部となっています。「君たちはどう生きるか」は小説の新装版も4位に入っています。
3位と7位には、さまざまな生き物の不可解な生態を紹介する「ざんねんないきもの事典」とその続編がランクインし、5位には、ことし芥川賞を受賞した若竹千佐子さんの「おらおらでひとりいぐも」が入りました。
また、去年の年間ベストセラーのランキングで1位となった佐藤愛子さんの「九十歳。何がめでたい」は、その後も売れ続け、今回も9位に入っています。
日販は、「子どもやその親をターゲットにした本が多かったのが特徴で、メディアで紹介されるなどして話題になったことで、売り上げを大きく伸ばした」と分析しています。
ベスト10
上半期ベストセラーの1位から10位は以下のとおりです。
1位「漫画 君たちはどう生きるか」(吉野源三郎 羽賀翔一)
2位「モデルが秘密にしたがる体幹リセットダイエット」(佐久間健一)
3位「ざんねんないきもの事典」(今泉忠明監修)
4位「君たちはどう生きるか」(吉野源三郎)
5位「おらおらでひとりいぐも」(若竹千佐子)
6位「医者が教える食事術 最強の教科書」(牧田善二)
7位「続ざんねんないきもの事典」(今泉忠明監修)
8位「信仰の法」(大川隆法)
9位「九十歳。何がめでたい」(佐藤愛子)
10位「日本史の内幕」(磯田道史)