北海道室蘭市の
水族館に、
重さが37
キロ、
大きさが
2メートル以上も
ある、
水族館史上最大のタコが
仲間入りしました。
北海道で65
年の
歴史が
ある室蘭水族館では、
従来、
飼育してきたタコは
重さ10
キロほどでしたが、このほど
水族館史上最大と
なる大ダコを
展示することになりました。
この大ダコは地元で取れたミズダコで、重さが通常のタコの4倍近い37キロ、足を広げたときの大きさは2メートル以上もあります。また、吸盤の大きさは、1つが5センチあるということです。
この大きさのため、水槽へ運び入れる時も一苦労だったということで、飼育担当者が「入荷作業で体力の60%を持って行かれた」とネット上でつぶやくほどでした。
水槽で新しい生活を始めた大ダコは、好奇心旺盛な性格で、市内の小学生がやってくるとガラスに近寄って腕を大きく広げ、愛きょうを振りまいているようでした。
室蘭水族館の飼育員、大西透さんは「タコによって性格が違いますが、今回のタコは積極的に前に出てきて観察しやすく、いいタコだと思います」と話していました。
水族館によりますと、水槽の中を掃除する際は、巨大な吸盤に吸い付かれないよう十分注意しているということです。