サッカーＷ杯だぶりゅ-はい 日本にっぽんがコロンビアに勝利しょうり

試合しあいは開始かいし早々そうそうに香川かがわ選手せんしゅが打うったシュートを相手あいて選手せんしゅがペナルティーエリア内ないで手てで防ふせぐ反則はんそくをして、この選手せんしゅがレッドカードで退場たいじょうするとともにペナルティーキックのチャンスを得えました。

そして前半ぜんはん６ろく分ふん、香川かがわ選手せんしゅがゴール右みぎ隅すみに落ち着おちついて決きめて先制せんせいしました。

しかし、日本にっぽんは前半ぜんはん39分ふん、ペナルティーエリア近ちかくからのフリーキックをキンテロ選手せんしゅに決きめられて同点どうてんに追おいつかれ、１いち対たい１いちで前半ぜんはんを終おえました。

後半こうはんに入はいって試合しあいを押おし気味ぎみに進すすめた日本にっぽんは、25分ふんに香川かがわ選手せんしゅに代かえて本田ほんだ圭けい佑たすく選手せんしゅを投入とうにゅうしました。

そして後半こうはん28分ふん、本田ほんだ選手せんしゅのコーナーキックを大迫おおさこ選手せんしゅがヘディングで決きめて２に対たい１いちと勝ち越かちこしました。

このまま守まもりきった日本にっぽんは、２に対たい１いちで勝かってワールドカップ２に大会たいかいぶりの勝利しょうりをおさめて勝かち点てん３さんを獲得かくとくしました。

日本にっぽんが初戦しょせんに勝かったのは決勝けっしょうトーナメントに勝ち進かちすすんだ２に大会たいかい前まえのカメルーン戦せん以来いらいです。

日本にっぽんは次つぎは24日にちにセネガルと対戦たいせんします。

日本にっぽん 第だい２に戦せんで決勝けっしょうトーナメントに進出しんしゅつできる条件じょうけんは

初戦しょせんを勝かった日本にっぽんは、次つぎの第だい２に戦せんでセネガル戦せんに勝かった場合ばあい、決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつを決きめる可能かのう性せいがあります。

日本にっぽんは次つぎのセネガル戦せんに勝かつと、勝かち点てんを「６ろく」に伸のばします。

その上うえで、グループＨえいちのもう１いち試合しあい、ポーランド対たいコロンビアが引き分ひきわけに終おわった場合ばあい、もしくはコロンビアが勝かった場合ばあいには、日本にっぽんのグループＨえいちの２に位い以上いじょうが決きまるため、１いち試合しあいを残のこして決勝けっしょうトーナメント進出しんしゅつが決きまります。

西野にしの監督かんとく「選手せんしゅたちタフに戦たたかった」

日本にっぽんの西野にしの朗あきら監督かんとくは、試合しあい直後ちょくごのインタビューで、「落ち着おちついて試合しあいに入はいり、先制せんせいしてリズムを作つくれたことが勝かてた要因よういんだと思おもう。数かず的てきな有利ゆうりは感かんじなかったが、後半こうはんになっても優位ゆういな状況じょうきょうを作つくることができた。選手せんしゅたちがタフに戦たたかってくれた結果けっかだ」と選手せんしゅたちの健闘けんとうをたたえました。

決勝けっしょう点てんの大迫おおさこ「昔むかしからの夢ゆめかなった」

後半こうはん28分ふんにコーナーキックから決勝けっしょう点てんを決きめた大迫おおさこ勇いさむ也選手せんしゅは「昔むかしからの夢ゆめがかなったので最高さいこうですし、すごくうれしかった。セットプレーはたくさん練習れんしゅうして練習れんしゅうどおりのプレーが出だせたのでみんなの力ちからだと思おもう。まだまだグループリーグは２に試合しあいあるので切り替きりかえて頑張がんばりたい」と話はなしていました。

長友ながとも「みんな一ひとつになって勝ち取かちとった勝利しょうり」

コロンビアの強力きょうりょくな攻撃こうげき陣じんを厳きびしいマークで抑おさえた、ディフェンダーの長友ながとも佑たすく都と選手せんしゅは「相手あいては引ひいて守まもり、カウンター攻撃こうげきを狙ねらっていたので、注意ちゅういしながらコンパクトに守まもることができた。みんながひとつになって勝ち取かちとった勝利しょうりだ。勝かったことでほっとしたが、次つぎの試合しあいに向むけて集中しゅうちゅうしたい」と話はなしました。

川島かわしま「結果けっかは大おおきな自信じしんに」

ゴールキーパーの川島かわしま永ひさし嗣選手せんしゅは「相手あいては個人こじんの能力のうりょくが高たかく、厳きびしい時間じかん帯たいが続つづいたが、みんなで最後さいごまで体からだを張はって守まもった。とにかく初戦しょせんが大切たいせつだと言いってきたので、この結果けっかは大おおきな自信じしんになる。この自信じしんを持もって、１いち次じリーグの残のこり２に試合しあいに臨のぞみたい」と話はなしていました。

キャプテン長谷部はせべ「難むずかしいゲーム勝かてた」

試合しあい後ご、キャプテンの長谷部はせべ誠まこと選手せんしゅは、初戦しょせんの勝利しょうりについて「非常ひじょうにうれしい。早はやい時間じかんに相手あいてが退場たいじょうになった難むずかしいゲームで勝かてたのは非常ひじょうに大おおきい。後半こうはんは、リスクをおかして攻せめに行いくところと、守まもるところの難むずかしいバランスを声こえをかけあってプレーした」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、「次つぎの試合しあいに向むけてしっかりと研究けんきゅうし、また勝かち点てんを取とっていきたい」と今後こんごを見据みすえていました。

乾いぬい「残のこりも勝かって１いち次じリーグ突破とっぱを」

先発せんぱつして惜おしいシュートを打うつなど攻撃こうげきを引っ張ひっぱったミッドフィルダーの乾いぬい貴士たかし選手せんしゅは、「前半ぜんはんの自分じぶん自身じしんのできはチームに迷惑めいわくかけたので反省はんせいし、後半こうはんは自分じぶんが何なにをできるかと考かんがえて守備しゅびで走はしろうと思おもい、それが勝利しょうりにつながった。しっかり残のこりの試合しあいも勝かって１いち次じリーグを突破とっぱしたい」と話はなしていました。

吉田よしだ「セットプレーの失点しってんは課題かだい」

試合しあい後ご、守もりの中心ちゅうしん、吉田よしだ麻也まや選手せんしゅは、「相手あいてが思おもっていたよりもプレスをかけて来こず、日本にっぽんがボールを回まわす時間じかんが長ながかったので楽らくになった。ただ、またセットプレーで失点しってんをしたので、それは課題かだいだ」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、「これで満足まんぞくせずに、もっとできるということを世界せかいに見みせたい」と話はなしました。

原口はらぐち「しっかり走はしりきれた」

試合しあい後ご、ミッドフィルダーの原口はらぐち元気げんき選手せんしゅは「日本にっぽんのために勝かちたいという気持きもちだけで、しっかり走はしりきれた。コロンビアは個々ここの能力のうりょくが高たかくて危険きけんなチームだった」と振り返ふりかえりました。

そして次つぎのセネガル戦せんに向むけては「100％の準備じゅんびをして、また勝利しょうりを目指めざして頑張がんばりたい」と話はなしました。

先制せんせいゴールの香川かがわ「冷静れいせいに蹴けることできた」

前半ぜんはん６ろく分ふんにペナルティーキックで先制せんせいゴールを決きめたミッドフィルダーの香川かがわ真司しんじ選手せんしゅは、「しっかりと冷静れいせいに蹴けることができた。ゴールキーパーのタイミングを外はずすことだけを意識いしきし、練習れんしゅうどおりできてよかった」と得点とくてんの場面ばめんを振り返ふりかえりました。

そのうえで１いち次じリーグの初戦しょせんを勝かったことについて、「ほっとしているし、初戦しょせんの重要じゅうよう性せいはみんなわかっていたので、走はしりきって勝かててよかった。コロンビアに球たま際さいや走はしることで負まけないことを90分ふん通とおしてできてそれが２に点てん目めにつながった」と話はなしていました。

また次つぎの試合しあいに向むけては、「１いち試合しあい終おえただけでまだなにも成し遂なしとげてない。あすからリカバリーをして次つぎの試合しあいに備そなえたい」と気持きもちを引き締ひきしめていました。

酒井さかい宏樹ひろき「すごく幸しあわせ」

先発せんぱつしたディフェンダーの酒井さかい宏樹ひろき選手せんしゅは「勝かち点てん１いちでも勝利しょうりに値あたいする結果けっかだと思おもっていたので、それ以上いじょうのものが転ころがってきてすごく幸しあわせに感かんじている。西野にしの監督かんとくと話はなし、コロンビア戦せんに向むけて100％になるようにやってきたので、監督かんとくの期待きたいにこたえられ、満足まんぞくしている」と試合しあいを振り返ふりかえりました。

そして次つぎのセネガル戦せんに向むけて「勝かったからこそ取り組とりくめる課題かだいも多おおくあると思おもうので、ここで終おわらないよう、次つぎのステージにいけるようにより厳きびしくチームでやっていきたい」と話はなしていました。

本田ほんだ「結果けっか出だして１いち次じリーグ突破とっぱしたい」

後半こうはんから途中とちゅう出場しゅつじょうして決勝けっしょう点てんをアシストした本田ほんだ圭けい佑たすく選手せんしゅは、試合しあい後ご、「出場しゅつじょう時間じかんはわずかだったが、決勝けっしょう点てんに絡からむことができたのはうれしく思おもう。勝かち点てん３さんを取とれたので、結果けっかは満足まんぞくできるものだったが、内容ないようはそこまでよくなかった」と振り返ふりかえりました。

そのうえで、今後こんごに向むけては、「１いち次じリーグ残のこり２に試合しあいのうち、少すくなくとも１いち試合しあいは勝かたないといけないと思おもうので結果けっかを出だして１いち次じリーグを突破とっぱしたい」と話はなしていました。

柴崎しばざき「チームとしていいプレーできた」

先発せんぱつして後半こうはん途中とちゅうまでプレーしたミッドフィルダーの柴崎しばざき岳たけし選手せんしゅは「早はやい時間じかんに相手あいてが退場たいじょうしてやりやすい試合しあいとなった。後半こうはんは前半ぜんはんよりボールを前まえで回まわせたし、チームとしていいプレーができた。ただ、失点しってんの場面ばめんは修正しゅうせいしないといけない。次つぎの試合しあいでは、コンビネーションで相手あいてゴールに迫せまりたいし、ゴールに迫せまるシーンも演出えんしゅつしたい」と話はなしていました。

コロンビア ペケルマン監督かんとく「全まったく違ちがう結果けっか 予想よそうしていた」

試合しあい後ご、コロンビアのペケルマン監督かんとくは「全まったく違ちがう結果けっかを予想よそうしていたし、初戦しょせんは勝かちたいと思おもっていた。サッカーは通常つうじょう、11人にん対たい11人にんでやるものだが、われわれは開始かいし３さん分ふんで重要じゅうような選手せんしゅを失うしなってしまった」と話はなし、前半ぜんはん早々そうそうに退場たいじょう者しゃを出だしたことを残念ざんねんがりました。

そのうえで「同点どうてんになってからも、さらに勝ち越かちこしを狙ねらってハメス・ロドリゲス選手せんしゅなど攻撃こうげき的てきな選手せんしゅを投入とうにゅうしたが、うまくいかなった。日本にっぽんにボールを保持ほじされて選手せんしゅたちは疲つかれていたし、日本にっぽんは自信じしんを持もってプレーしていた」と話はなしました。

そして「退場たいじょう者しゃが出でて１いち人にん少すくないにもかかわらず、いったん同点どうてんに追おいついたことはプラス要素ようそだ。残のこり２に試合しあいでこの負まけを相殺そうさいしたい」と前まえを向むいていました。

コロンビア ファルカオ「全まったく予期よきしない状況じょうきょう」

試合しあい後ご、コロンビアのキャプテンで、フォワードのファルカオ選手せんしゅは、試合しあい開始かいし直後ちょくごに１いち人にんが退場たいじょうして失点しってんしたことについて「全まったく予期よきしない状況じょうきょうで計画けいかくしていたことをすべて変更へんこうせざるを得えなかった。やれることはすべてやった。強つよさを見みせたと思おもうが日本にっぽんが勝利しょうりを持もって行いった」と話はなしました。

そして「まだ終おわっていない。みんなで士気しきをあげて一生懸命いっしょうけんめい戦たたかうのみだ」と次つぎの試合しあいに向むけて気持きもちを新あらたにしていました。