京都府精華町は、
山林で
地すべりが
発生し
今後さらに
崩れるおそれが
あるとして、27
日、
周辺の
3世帯8人に
避難勧告を
出しました。
精華町では
今月18
日の
大阪府北部の
地震で
震度5弱を
観測していて、
京都府は
地震などの
影響も
あると
見て
調査することにしています。
地すべりが
起きたのは
精華町乾谷地区の
山林で、25
日地区の
自治会から
町の
危機管理室に「
山が
崩れてきているので
確認してほしい」という
連絡がありました。
危機管理室によりますと、地すべりは断続的に続き、現在はおよそ15メートルから20メートルにわたって山の斜面が崩れているということです。
町は、今後の雨などでさらに大きく崩れるおそれがあるとして、27日午前9時、周辺の3世帯8人に避難勧告を出しました。
精華町では、今月18日に発生した大阪府北部の地震で震度5弱の揺れを観測し、翌日から2日間は現場周辺で断続的に雨も降ったということです。
京都府は地震などの影響もあると見て、28日土砂災害の専門職員らを派遣して斜面の状態を確認し、原因や危険性などについて詳しく調査することにしています。
近くに住む79歳の男性は「梅雨の時期で、またいつ雨が降って崩れてくるかわからないのが不安です」と話していました。