活発な
前線による
記録的な
大雨について、
気象庁は、
6日午前記者会見を
開き、「
引き続き、
猛烈な
雨が
断続的に
8日まで
続く見込みで、
今後、
大雨特別警報を
発表する
可能性がある」として、
厳重に
警戒するとともに、
早めに
避難するよう
呼びかけました。
気象庁予報課の
黒良龍太主任予報官は、
6日午前10
時半から
記者会見を
開き、「
梅雨前線の
活発な
活動が
続き
西日本と
東日本では、
猛烈な
雨を
伴い、すでに
広い範囲で
記録的な
大雨となっている。
引き続き、
猛烈な
雨が
断続的に
8日まで
続く見込みで、
今後、
重大な
災害の
発生する
おそれが
著しく
高くなり、
大雨特別警報を
発表する
可能性がある」と
述べ、
厳重な
警戒を
呼びかけました。
特に、6日夜から7日にかけては九州や中国地方、それに四国付近に向かって大量の暖かく湿った空気が流れ込み、猛烈な雨が降るおそれがあるとしています。
そのうえで、「西日本と東日本ではこれまでの大雨によって広い範囲で地盤が緩み、河川が増水し、氾濫している。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に厳重な警戒が必要で、今後の気象情報や地元自治体の避難情報に注意し暗くなる前に早め早めの避難を心がけてほしい」と呼びかけました。
また、「土砂災害や洪水の危険性が高まっている地域では少しでも早く安全な場所に避難するとともに、急ながけや用水路など、危険な場所には近づかないでほしい」と呼びかけました。