記録的な
豪雨の
影響で、
高知自動車道は
高知県大豊町にある
橋が
土砂崩れで
流失し
通行止めが
続いていましたが、13
日午前11
時に
解除され、
対面通行で
通れるようになりました。
これにより
高知自動車道はすべての
区間で
通行止めがなくなりました。
通行止めが
解除されたのは
高知自動車道の
川之江東ジャンクションと、
大豊インターチェンジの
間です。
大豊インターチェンジでは午前11時に通行止めが解除されると、規制の看板が撤去され、閉じられていた料金所のゲートが開き、通行再開を待ち望んでいた車やトラックが早速、通過していました。
今回の豪雨で高知自動車道は、今月7日に大豊町の上り線にある橋が土砂で流出し、西日本高速道路は現場の区間を含む27キロの区間を通行止めにして復旧作業を進めてきました。
土砂崩れが起きた場所では上り線の橋がなくなったものの、下り線は別の高架橋になっていて、車が通行できることから、西日本高速道路は応急的な措置として上り線から下り線に入る道を作り、片側一車線の対面通行にしました。
対面通行となるおよそ8キロの区間は、速度が50キロに制限されます。
対面通行区間では事故に注意が必要なほか、大規模な渋滞の発生も予想されるということです。
西日本高速道路によりますと、被害を受けた道路の完全復旧のめどはまだ立っていないということです。
「とてもうれしい」
高知自動車道の通行止めが解除され、安どや喜びの声が聞かれました。
高松市から来た40代の男性は「毎週、仕事で高松と高知を往復していますが、国道を通るといつもより1時間半も多くかかっていたので再開してとてもうれしいです」と話していました。
岡山方面に向かっていた29歳の会社員の女性は「災害の物資を現場に届けるために向かっているところです。高速が再開し、いち早く現場に到着できるので助かります」と話していました。