東京都は、
西日本を
中心とした
豪雨で
大きな被害を
受けた
岡山県倉敷市の
要請を
受け、
水道の
供給を
再開するのにあたって、
水質を
検査する
専門の
チームを
派遣しました。
東京都が「
東京水道災害救援隊」として
倉敷市に
派遣したのは、
水道局の
職員3人と、
水の
濁りや
臭いを
検査して
飲料水として
使用できるか
などを
確認する
水質試験車です。
18日朝は都庁で出発式が行われ、東京都水道局の中嶋正宏局長が「一刻も早く、現地で安心して水を使えるように全力を尽くしてほしい」と激励しました。
これに対し、派遣される職員は「被災された地域の住民が1日も早く安全、安心な生活を取り戻せるよう頑張りたい」と述べていました。
今回の豪雨で大きな被害を受けた倉敷市では水道の水が出るようになっても飲料水として使用できない場所もあるということです。
このため、水道の復旧に合わせて水質を検査する態勢の支援が求められているということで、派遣された都の職員はおよそ1週間、現地で水質検査にあたるということです。
「東京水道災害救援隊」は、大規模な災害が相次ぐ中で東京都が被災地の支援要請に速やかに対応するため、去年3月に設けたもので、今回は設置後、初めての派遣となります。