5日昼すぎ
新潟県糸魚川市の
海水浴場で、
海水浴客を
救助するために
沖に
向かった73
歳の
監視員の
男性が、
溺れて
死亡しました。
警察によりますと、
5日正午すぎ
糸魚川市の
親不知海水浴場で、
長野市の30
代の
男性と
娘の
小学生の
合わせて
2人が
沖に
流されました。
この男性の妻が、高台で監視に当たっていた猪又則夫さん(73)に救助を要請し、猪又さんが救助に向かいましたが、海岸から数十メートルの沖合で溺れたということです。
猪又さんは、近くにいた海水浴客に救助され、病院に搬送されましたが、その後死亡しました。
救助の要請があった男性と娘の小学生は、海水浴客に救助されて無事でした。
この海水浴場は、糸魚川市が管理していますが、猪又さんはシルバー人材センターから派遣されて、今シーズンから海水浴場の監視に当たっていたということです。
警察と消防が、事故の詳しい状況を調べています。