일본어 뉴스: “警戒区域”より広い範囲で土石流被害広島大学調査団

“警戒けいかい区域くいき”より広ひろい範囲はんいで土石流どせきりゅう被害ひがい広島ひろしま大学だいがく調査ちょうさ団だん

Aug 7, 2018 17:08

Furigana

先月せんげつの豪雨ごうう災害さいがいについて広島ひろしま大学だいがくの調査ちょうさ団だんが７なな日にち、報告ほうこく会かいを開ひらき、広島ひろしま市しでは４よん年ねん前まえの土砂どしゃ災害さいがいを受うけて「土砂どしゃ災害さいがい特別とくべつ警戒けいかい区域くいき」が見直みなおされたものの、それより広ひろい範囲はんいで土石流どせきりゅうの被害ひがいが出でた地域ちいきがあることなどが発表はっぴょうされました。広島ひろしま大学だいがくは先月せんげつの記録きろく的てきな豪雨ごううを受うけて教授きょうじゅなど30人にん以上いじょうからなる調査ちょうさ団だんを発足ほっそくさせ、土砂どしゃ災害さいがいや河川かせんの氾濫はんらん状況じょうきょうなどを調しらべていて、東ひがし広島ひろしま市しのキャンパスでは７なな日にち、４よん人にんの教授きょうじゅが調査ちょうさ結果けっかを報告ほうこくしました。

このうち広島ひろしま大学だいがく大学院だいがくいん工学こうがく研究けんきゅう科かの土田つちた孝たかし教授きょうじゅは、今回こんかい、大おおきな被害ひがいが出でた広島ひろしま市し安芸あき区く矢野東やのひがしについて、４よん年ねん前まえの広島ひろしま市しの土砂どしゃ災害さいがいを受うけて「土砂どしゃ災害さいがい特別とくべつ警戒けいかい区域くいき」が見直みなおされたものの、それより広ひろい範囲はんいで土石流どせきりゅうの被害ひがいが出でていたと発表はっぴょうしました。

また、広島ひろしま大学だいがく大学院だいがくいん総合そうごう科学かがく研究けんきゅう科かの海うみ堀ほり正博まさひろ教授きょうじゅは、雨あめがやんで数すう日にちたってから氾濫はんらんした府中ふちゅう町まちの榎えのき川がわについて、それまでに長時間ちょうじかん、大雨おおあめが続つづいたため、土砂どしゃ災害さいがいが発生はっせいしたあとも山やまの斜面しゃめんから水みずが流れ出ながれでる状態じょうたいが数すう日間にちかん続つづいたことが原因げんいんではないかと指摘してきしました。