ロシアのプーチン
大統領は、
北朝鮮のキム・ジョンウン(
金正恩)
朝鮮労働党委員長に
祝電を
送り、
この中で「
早い時期に
対面する
用意ができている」と
伝え、
初めての
首脳会談の
実現に
改めて意欲を
示しました。
北朝鮮の
朝鮮中央通信は、プーチン
大統領が
北朝鮮で
日本の
植民地支配から
解放された
記念日にあたる15
日、キム・ジョンウン
朝鮮労働党委員長に
祝電を
送ったと
伝えました。
この中で、プーチン大統領は「切迫した両国関係と重要な地域の問題を話し合うためにキム委員長と早い時期に対面する用意ができている」としていて初めての首脳会談の実現に改めて意欲を示しました。
一方、キム委員長も15日付けでプーチン大統領に祝電を送り「抗日戦で、両国国民がともに戦ったことは親善関係の力強い源だ」として伝統的な友好関係を強調しましたが、首脳会談については言及していません。
プーチン大統領は、ことし6月、モスクワを訪れたキム・ヨンナム最高人民会議常任委員長と会談し、この中で来月、ロシア極東のウラジオストクで行われる国際経済フォーラムにキム委員長を招待しています。
ロシアは、朝鮮半島の問題がロシア抜きで進むことに警戒を強めていて、国際経済フォーラムなどで初めての首脳会談が実現するかが焦点になっています。