人口1万6000
人余りが
暮らす瀬戸内海の
島、
山口県の
周防大島町と
本州とを
結ぶ橋に
設置されていた
送水管が
海に
脱落しているのが
見つかりました。
この影響で
周防大島町では、
ほぼ全域で
断水し
復旧のめどは
立っていないということです。
周防大島町などによりますと22
日朝、
本州側の
柳井市と
周防大島町を
結ぶ送水管がおよそ250
メートルにわたって
海に
落ちているのが
見つかり、
午前8時すぎから
送水を
停止しました。
この影響で町内では一部の離島を除くほぼ全域の9046世帯で断水し、1万5000人近くに影響がでています。
町では災害対策本部を設置して、町内の16か所に給水車を出しました。
周防大島町では、ことし1月にも送水管の破損があって、ほぼ全域で断水が起きました。
瀬戸内海で3番目に大きな島
周防大島町は山口県の南東部にあり、瀬戸内海では淡路島・小豆島に次いで3番目に大きな島です。
町によりますと人口は1万6000人余りで、本州側の柳井市とは送水管が設置されている大島大橋で結ばれていて、ほかに橋はありません。
ことし1月にも断水
周防大島町では、ことし1月11日にも同じ橋に設置された本州側の柳井市とをつなぐ送水管が壊れているのが見つかり、人口およそ1万6700人の町のほぼ全域で断水しました。
町では給水車で対応する事態となり、送水管が取り替えられ断水が解消するまでに10日かかりました。