日本新聞: 随意契約の備蓄米来月以降も小売業者の販売認める方針固める

随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まい来月らいげつ以降いこうも小売こうり業者ぎょうしゃの販売はんばい認みとめる方針ほうしん固かためる

N2 Aug 19, 2025 12:08 45

Furigana 翻译

今月こんげつ末まつに販売はんばいの期限きげんが迫せまっている随意ずいい契約けいやくによる備蓄びちく米まいについて、農林水産省のうりんすいさんしょうは来月らいげつ以降いこうも小売こうり業者ぎょうしゃによる販売はんばいを認みとめる方針ほうしんを固かためました。新米しんまいが5キロ4000よんせん円えんを超こえる価格かかくで流通りゅうつうし始はじめるなか、消費しょうひ者しゃにとって割安わりやすなコメを買かう選択肢せんたくしが残のこされることになります。

農林水産省のうりんすいさんしょうは、高こう止どまりが続つづいていたコメの価格かかくを引ひき下さげようと、ことし5月がつから随意ずいい契約けいやくで備蓄びちく米まいを小売こうり業者ぎょうしゃに売うり渡わたし、今月こんげつ末まつまでに売うり切きるよう求もとめていました。

しかし農林水産省のうりんすいさんしょうによりますと、倉庫そうこから出荷しゅっかする作業さぎょうに時間じかんがかかっていることなどから、購入こうにゅうの申もうし込こみがあったおよそ30さんじゅう万まんトンのうち、小売こうり業者ぎょうしゃが販売はんばいできたのは今月こんげつ10日とおかの時点じてんで10じゅう万まん7000トン余あまりにとどまっているということです。

こうした中なか、関係かんけい者しゃによりますと、農林水産省のうりんすいさんしょうは来月らいげつ以降いこうも小売こうり業者ぎょうしゃによる随意ずいい契約けいやくの備蓄びちく米まいの販売はんばいを認みとめる方針ほうしんを固かためたということです。

また、農林水産省のうりんすいさんしょうでは契約けいやくを交かわした小売こうり業者ぎょうしゃに20日はつかまでに備蓄びちく米まいを引ひき取とるよう求もとめていますが、期限きげんまでに引ひき取とれない場合ばあいでも、業者ぎょうしゃが希望きぼうすれば出荷しゅっかを続つづける方向ほうこうで調整ちょうせいを進すすめているということです。

スーパーなどでは新米しんまいが5キロ4000よんせん円えんを超こえる価格かかくで流通りゅうつうし始はじめ、18日じゅうはちにち発表はっぴょうされた全国ぜんこくのコメの平均へいきん価格かかくも5キロ税込ぜいこみで3737さんぜんななひゃくさんじゅうなな円えんと、前まえの週しゅうより195ひゃくきゅうじゅうご円えん値上ねあがりしました。