10万まん円えん一律いちりつ給付きゅうふ マイナンバーカードはなくても受け取うけとり可か

このうち豊島としま区くでは現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふの手続てつづきに関にかんする問い合といあわせが、政府せいふが概要がいようなどを発表はっぴょうした翌日よくじつの21日にちから急激きゅうげきに増ふえ「給付きゅうふを受うけるにはマイナンバーカードが必要ひつようか」など、マイナンバーカードに関にかんする問い合といあわせもあるということです。

現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふの手続てつづきでは、マイナンバーカードを持もっている人ひとはオンラインでの申請しんせいもできますが、マイナンバーカードがなくても郵送ゆうそうで手続てつづきを行おこなうことができます。

具体ぐたい的てきには、住民じゅうみん票ひょうがある市区しく町村ちょうそんから送おくられてくる申請しんせい書しょに世帯せたい主ぬしが本人ほんにん名義めいぎの金融きんゆう機関きかんの口座こうざ番号ばんごうなどを記入きにゅうし口座こうざを確認かくにんできる書類しょるいと本人ほんにん確認かくにんの書類しょるいのコピーと一緒いっしょに返送へんそうすれば、家族かぞく分ぶんの給付きゅうふ金きんがまとめて振り込ふりこまれる仕組しくみです。

総務そうむ省しょうによりますと、国内こくないの人口じんこうに対にたいしてマイナンバーカードが交付こうふされた枚数まいすうの割合わりあいは今月こんげつ20日にちの時点じてんで16.2％にとどまっていて、申請しんせいから交付こうふまでの手続てつづきにはおよそ１いちか月かげつかかるということです。

また都内とないでは、マイナンバーカードの申請しんせいに訪おとずれる人ひとが増ふえて窓口まどぐちが混こみ合あい、待ち時間まちじかんも長ながくなっていることから、ウイルスへの感染かんせん防止ぼうしに苦慮くりょしている自治体じちたいもあります。

総務そうむ省しょうや各かく自治体じちたいは「給付きゅうふ金きんの受け取うけとりにはマイナンバーカードはなくてもよく、郵送ゆうそうによる手続てつづきも活用かつようしてほしい」と呼よびかけています。

給付きゅうふ時期じき 自治体じちたいによって異ことなる

総務そうむ省しょうでは規模きぼの小ちいさな自治体じちたいでは、早はやいところでは来月らいげつ中ちゅうに支給しきゅうを開始かいしできるのではないかとしていますが、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた10万まん円えんの給付きゅうふがいつ始はじまるのか、申請しんせいから支給しきゅうまでの具体ぐたい的てきな日程にっていが一律いちりつに決きまっているわけではありません。

申請しんせいの受け付うけつけ開始かいし日びと支給しきゅうの開始かいし日びは、各かく市区しく町村ちょうそんが決きめることになっていて、申請しんせい期限きげんは受け付うけつけ開始かいしから３さんか月かげつ以内いないとするということです。

このため給付きゅうふを受うけられる時期じきは、自治体じちたいによって異ことなることになります。

給付きゅうふ対象たいしょうは

新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけた現金げんきん10万まん円えんの一律いちりつ給付きゅうふでは、給付きゅうふの対象たいしょうが今月こんげつ27日にち時点じてんの住民じゅうみん基本きほん台帳だいちょうに記載きさいされている人ひととなっています。

年度ねんどがわりの時期じきで新あらたな生活せいかつを始はじめる人ひともいることから、都内とないの自治体じちたいには、転入てんにゅう届とどけなどを出だす時期じきと給付きゅうふ金きんの受け取うけとりとの関係かんけいについての問い合といあわせも相次あいついでいます。

転入てんにゅう届とどけは、転入てんにゅう日びから14日にち以内いないに出だすことになっていますが、総務そうむ省しょうは、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん拡大かくだいを受うけて14日にちをすぎても手続てつづきできる措置そちが取とられているとしています。そのうえで「今月こんげつ28日にち以降いこうに転入てんにゅう届とどけを出だした場合ばあいでも給付きゅうふ金きんは受け取うけとることができる」としています。

自治体じちたいには、出産しゅっさん予定よていのある女性じょせいから「これから生うまれてくる子こどもの分ぶんは受け取うけとれるのか」という問い合といあわせも寄よせられていますが、今月こんげつ27日にち以前いぜんに生うまれた子こどもであれば給付きゅうふの対象たいしょうになります。

出生しゅっしょう届とどけは生うまれた日ひから原則げんそくとして14日にち以内いないに出だすことになっていて、例たとえば今月こんげつ27日にちに生うまれた子こどもの届け出とどけでが28日にち以降いこうになっても給付きゅうふ金きんは受け取うけとることができるということです。