シンガポール国立大学のキャンパスにこのほど、エネルギーの収支をゼロにした「ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)」が完成しました。同国で初のZEBとなりました。
ビルは1月からデザイン環境学部の校舎として使われています。1200枚の太陽光パネルが屋根を覆います。
ラム学部長によれば、年間発電量は約500メガワットと、校舎内で消費される電力をすこし上回ります。残った分は大学全体の電力網に入って、同ビルのバックアップ電源にもなります。
世界のZEBは2017年の時点で、500のビル、2000の家だけがありました。