「ユース・アメリカ・グランプリ」は、スイスの「ローザンヌ国際バレエコンクール」と並んで、若手を対象にした最大規模の国際コンクールです。
世界11か国での予選を勝ち抜いたダンサーが参加して、今月12日からアメリカ・ニューヨークで本選と最終審査が行われ、19日、結果が発表されました。
このうち、9歳から11歳の「プリコンペティション」部門では、福島県いわき市の中学1年、佐藤可惟さん(12)が2位に入りました。
佐藤さんは表彰式のあと、「本番で失敗してしまって、本当に賞をもらっていいのかなという感じでしたが、とてもうれしかったです。どんな役でもできて人を楽しませるようなダンサーになりたいです」と話していました。
また、複数のダンサーのチームで競うアンサンブル部門で、岡山市の「くるみダンスファクトリー」の4人のチームが3位に入りました。
このうち、高尾静奈さん(18)は「まわりにいるすごいバレリーナの良いところを吸収して、自分の課題に取り組み、将来はミュージカルの舞台に立ちたいです」と話していました。