Actualités japonaises: 「命のビザ」杉原千畝の功績たたえ記念式典イスラエル

「命いのちのビザ」杉原すぎはら千畝ちうねの功績こうせきたたえ記念きねん式典しきてんイスラエル

May 3, 2019 05:05

Furigana

第だい２に次じ世界せかい大戦たいせん中ちゅう、ナチス・ドイツの迫害はくがいから大勢たいせいのユダヤ人じんを救すくった日本にっぽんの外交がいこう官かん、杉原すぎはら千畝ちうねの功績こうせきをたたえ、より理解りかいを深ふかめようとイスラエルの学校がっこうで記念きねん式典しきてんが行おこなわれました。第だい２に次じ世界せかい大戦たいせん中ちゅう、リトアニア駐在ちゅうざいの外交がいこう官かんだった杉原すぎはら千せん畝うねは、ナチス・ドイツの迫害はくがいから逃のがれるユダヤ人じんのためにビザを発給はっきゅうしておよそ6000人にんの命いのちを救すくったとされています。

２に日にちはイスラエルではナチス・ドイツによるユダヤ人じんの大量たいりょう虐殺ぎゃくさつ、ホロコーストの犠牲ぎせい者しゃを追悼ついとうする日ひにあたり、イスラエル中部ちゅうぶにある中高なかだか一貫いっかんの公立こうりつ学校がっこうでは杉原すぎはらの功績こうせきをたたえる記念きねん式典しきてんが行おこなわれました。

式典しきてんではいわゆる「命いのちのビザ」で救すくわれたベレル・ショーさん（91）が「杉原すぎはらの勇気ゆうきある行動こうどうがなければ私わたしは今いま、ここに存在そんざいしなかった」と述のべ、集あつまった1300人にんの生徒せいとは真剣しんけんな表情ひょうじょうで聞き入ききいっていました。

学校がっこうの近ちかくではことし２月にがつ、杉原すぎはらの功績こうせきを記念きねんして植樹しょくじゅされた400本ほんの木きが無断むだんで伐採ばっさいされていたことが発覚はっかくしました。

この出来事できごとにショックを受うけた学校がっこうの教師きょうしが杉原すぎはらについて社会しゃかい全体ぜんたいで理解りかいを深ふかめる必要ひつようがあると考かんがえ、式典しきてんの開催かいさいを提案ていあんしたということで、この日ひは新あらたな植樹しょくじゅや記念きねん碑ひの除幕じょまくも行おこなわれました。