Japanese News: いじめ訴えた中学生をネットで中傷投稿の生徒と保護者を提訴

いじめ訴うったえた中学生ちゅうがくせいをネットで中傷ちゅうしょう投稿とうこうの生徒せいとと保護ほご者しゃを提訴ていそ

May 28, 2019 17:05

Furigana

埼玉さいたま県けん川口かわぐち市しの中学校ちゅうがっこうでいじめを受うけたと訴うったえていた男子だんし生徒せいとが、インターネットの掲示板けいじばんに実名じつめいと中傷ちゅうしょうする内容ないようを投稿とうこうされ精神せいしん的てきな苦痛くつうを受うけたとして、投稿とうこうした生徒せいとの保護ほご者しゃに対にたいし、損害そんがい賠償ばいしょうを求もとめる訴うったえをさいたま地方ちほう裁判所さいばんしょに起おこしました。訴うったえを起おこしたのは川口かわぐち市しに住すむ、現在げんざいは16歳さいの男子だんし高校生こうこうせいとその母親ははおやです。

訴うったえなどによりますと、男子だんし生徒せいとは、川口かわぐち市しの中学校ちゅうがっこうに通かよっていた去年きょねん３月さんがつ、インターネットの掲示板けいじばんに実名じつめいと「こんなんだと一生いっしょういじめられっ子っこ」などと中傷ちゅうしょうする内容ないようを投稿とうこうされ、精神せいしん的てきな苦痛くつうを受うけたとして、投稿とうこうした生徒せいと２に人にんの保護ほご者しゃに対にたいし、合あわせて160万まん円えんの損害そんがい賠償ばいしょうを支払しはらうよう求もとめています。

当時とうじ、男子だんし生徒せいとは、いじめにあって不ふ登校とうこうになったと学校がっこうなどに訴うったえていたということで、インターネット上じょうの投稿とうこうに対にたいし、投稿とうこうした人ひとの開示かいじを求もとめて裁判さいばんを起おこし、去年きょねん12月つき、東京とうきょう地方ちほう裁判所さいばんしょがプロバイダーに開示かいじを命めいじたため、生徒せいと側がわは投稿とうこうした人ひとを特定とくていすることができたということです。