일본어 뉴스: ロシアが核実験か米ロ対立さらに強まるおそれ米紙

ロシアが核かく実験じっけんか米べいロ対立たいりつさらに強つよまるおそれ米べい紙し

May 30, 2019 09:05

Furigana

アメリカのメディアは、情報じょうほう機関きかんの分析ぶんせきとして、ロシアが低てい出力しゅつりょくの核かく実験じっけんを行おこなっている可能かのう性せいがあると伝つたえ、核軍縮かくぐんしゅくをめぐる両国りょうこくの対立たいりつがさらに強つよまるおそれがあります。アメリカの有力ゆうりょく紙し、ウォール・ストリート・ジャーナルは29日にち、情報じょうほう機関きかんの分析ぶんせきとして、ロシアが新あらたな核兵器かくへいきを開発かいはつする目的もくてきで、北極ほっきょく圏けんにあるノーバヤ・ゼムリャ島とうで、低てい出力しゅつりょくの核かく実験じっけんを行おこなっている可能かのう性せいがあると伝つたえました。

アメリカとロシアは核かく爆発ばくはつを伴ともなう核かく実験じっけんを停止ていししていますが、ワシントンで29日にち、講演こうえんしたアメリカ国防こくぼう情報じょうほう局きょくのアシュリー長官ちょうかんは、「アメリカ政府せいふはロシアが核かく実験じっけんの一時いちじ停止ていしを守まもっていないと考かんがえている」と述のべました。

一方いっぽうでアメリカは、ロシアが批准ひじゅんしているＣＴＢＴし-てぃ-び-てぃ-＝包括ほうかつ的てき核かく実験じっけん禁止きんし条約じょうやくを批准ひじゅんしておらず、ことし２月にがつには西部せいぶネバダ州しゅうで核かく爆発ばくはつを伴ともなわない臨界りんかい前ぜん核かく実験じっけんを行おこなったことが明あきらかになっています。

ウィーンにあるロシアの国際こくさい機関きかん代表だいひょう部ぶのウリヤノフ常駐じょうちゅう代表だいひょうは、「アメリカこそＣＴＢＴし-てぃ-び-てぃ-の批准ひじゅんを拒こばみ、核かく実験じっけん場じょうを維持いじしている。自分じぶんたちが批判ひはんされないようロシアに矢やを向むけるとは、やり方やりかたが汚きたない」と非難ひなんしました。

アメリカとロシアは、ＩＮＦ＝中距離ちゅうきょり核ミサイルかくみさいるの全廃ぜんぱい条約じょうやくを破棄はきするなど、核かく軍縮ぐんしゅくをめぐって対立たいりつしていて、この対立たいりつがさらに強つよまるおそれがあります。

ロシアは米こめを非難ひなん

ウィーンにあるロシアの国際こくさい機関きかん代表だいひょう部ぶのウリヤノフ常駐じょうちゅう代表だいひょうは、アメリカはあらゆる核かく実験じっけんを禁止きんしするＣＴＢＴし-てぃ-び-てぃ-＝包括ほうかつ的てき核かく実験じっけん禁止きんし条約じょうやくの批准ひじゅんを拒こばみ、核かく実験じっけん場じょうを維持いじしていると指摘してきしました。

そのうえで「自分じぶんたちが批判ひはんされないよう、ロシアに矢やを向むけるとは、やり方やりかたが汚きたない」とアメリカを非難ひなんしました。ロシアは、ＣＴＢＴし-てぃ-び-てぃ-が発効はっこうするために批准ひじゅんが必要ひつようとされる、44の発効はっこう要件ようけん国こくの１ひとつで、2000年ねんに条約じょうやくを批准ひじゅんしています。