政府の
男女共同参画会議は、
来年度予算案の
編成に
向けた
重点施策の
素案を
取りまとめ、DVの
被害者を
一時的に
保護する「
民間シェルター」の
活動を
後押しするため、カウンセラーの
配置など、
先進的な
取り組みを
行っている
施設への
財政支援を
盛り込みました。
総理大臣官邸で
4日夕方、
開かれた
政府の
男女共同参画会議の
会合には、
菅官房長官、
片山女性活躍担当大臣、
それに
民間の
有識者らが
出席し、
来年度予算案の
編成に
向けた
重点施策の
素案を
取りまとめました。
それによりますと、育児を終えた女性や中高年女性の復職・再就職を促進するため、地方自治体が実施する研修事業などに交付金を支給するほか、ハローワークと大学などの連携を進め、学び直しから就業までを支援する体制を整備するとしています。
また、DV=ドメスティック・バイオレンスの被害者を一時的に保護する「民間シェルター」の活動を後押しするため、カウンセラーを配置して精神面のケアにあたるなど、先進的な取り組みを行っている施設への財政支援を盛り込みました。
政府は、この素案を踏まえて「女性活躍加速のための重点方針」を今月中旬にも決定することにしています。