高齢ドライバーによる
深刻な
交通事故が
相次いでいることを
受けて、
自動車用品店では
事故を
防ぐため、
車に
後で
取り付けられる
安全装置の
販売が
増えています。
全国に
およそ600
店舗の
自動車用品店を
展開する「オートバックスセブン」によりますと、
アクセルと
ブレーキの
踏み
間違いによる
誤発進を
防ぐ装置の
販売数が
伸び、
先月は
前の
年の
同じ月と
比べて26
倍になったということです。
この装置は時速10キロ未満の時に、アクセルペダルを勢いよく踏み込んでもエンジンの回転数が上がらず急発進を防ぐ仕組みで、設置費用を含めて、価格は3万円からだということです。
また前方の車との距離が縮まり、衝突のおそれがあると警報音で危険を知らせる機能を備えたドライブレコーダーや、赤外線カメラで運転手の目線などを監視して居眠りやよそ見をした際に音声で注意を呼びかける装置も販売され、問い合わせが増えているということです。
「オートバックスセブン」IR・広報部の鈴木政和さんは「高齢者を中心に後付けの安全装置への関心が高まっている。安全を守るためにも店舗での品ぞろえの充実を図っていきたい」と話しています。