沖縄県宜野湾市で
先月、
小学生と
中学生の
2人が
学校近くの
畑で
見つけた
不発弾を
投げたりして
遊んでいたことが
分かり、
通報を
受けた
自衛隊が
回収しました。
先月30日、宜野湾市の小学校の近くの畑で、この学校に通う男子児童と友人の男子中学生が不発弾を見つけました。
警察や学校によりますと、2人は不発弾を用水路の水で洗ったあと、投げたり自転車のかごに入れて運んだりしたということです。
2人は不発弾を持って友人の家を訪れたところ、その保護者から警察に通報が入り自衛隊によって回収されました。
自衛隊によりますと、不発弾は長さが11.5センチ、重さは640グラムの本物の手りゅう弾で、起爆装置にあたる信管は壊れていたということです。
これを受け、小学校と近くの幼稚園は不発弾のようなものを見つけても触らないよう注意を呼びかけるチラシを児童や園児に配りました。
宜野湾市教育委員会指導課の與那嶺哲課長(55)は「一歩間違えれば重大な事故になる事案だった。子どもが不発弾を見つけた場合は、大人に相談してほしい」と話していました。