일본어 뉴스: “一定期間内の球数を制限する案”提言へ高野連有識者会議

“一定いってい期間きかん内ないの球たま数すうを制限せいげんする案あん”提言ていげんへ高野連こうやれん有識者ゆうしきしゃ会議かいぎ

Jun 7, 2019 19:06

Furigana

球たま数すう制限せいげんなど高校こうこう野球やきゅうのピッチャーの負担ふたん軽減けいげん策さくについて検討けんとうする高野連こうやれん＝日本にっぽん高校こうこう野球やきゅう連盟れんめいの２に回かい目めの有識者ゆうしきしゃ会議かいぎが開ひらかれ、一定いっていの期間きかんの中なかで球たま数すうを制限せいげんする案あんを提言ていげんする方針ほうしんを決きめました。この会議かいぎは球たま数すうやイニング数すうなどの投球とうきゅう制限せいげんの導入どうにゅうについて、大学だいがくの研究けんきゅう者しゃや医師いしなど外部がいぶの専門せんもん家かを交まじえて幅広はばひろく検討けんとうしようと、日本にっぽん高野連こうやれんがことし４月しがつに設もうけ、７なな日にち、東京とうきょう都内とないで２に回かい目めの会議かいぎが開ひらかれました。

会議かいぎでは初はじめに甲子園こうしえんで、監督かんとくとして歴代れきだい最多さいたの68勝しょうを挙あげた智弁和歌山ちべんわかやま高校こうこうの元もと監督かんとく、高嶋たかしま仁ひとしさんがゲストとして講演こうえんし、練習れんしゅうを含ふくめて投球とうきゅう数すうを制限せいげんするなど、ピッチャーの保護ほごに努つとめてきた経験けいけんを紹介しょうかいしました。

このあと各かく委員いいんが議論ぎろんを行おこない、中学生ちゅうがくせいでは１いち週間しゅうかんに300球きゅう以上いじょうを投なげると、けがのリスクが高たかまるという研究けんきゅう結果けっかなどが示しめされ、ピッチャーを守まもるためには球たま数すう制限せいげんが必要ひつようだということで意見いけんは一致いっちしたということです。

しかし、１いち試合しあいごとに球たま数すう制限せいげんをかけることについて「チームへの制約せいやくが大おおきい」と反対はんたい意見いけんが出でたことから、日数にっすうなど一定いっていの期間きかんを設もうけて球たま数すうを制限せいげんする案あんを提言ていげんする方針ほうしんを決きめました。

そのうえで、まずは全国ぜんこく大会たいかいでの球たま数すう制限せいげんの導入どうにゅうを想定そうていして、制限せいげんをかける期間きかんや球たま数すうなど具体ぐたい的てきな条件じょうけんについて、各かく都道とどう府県ふけん連盟れんめいの意見いけんも踏ふまえて検討けんとうを進すすめるということです。

有識者ゆうしきしゃ会議かいぎではことし11月下げっか旬しゅんまでに議論ぎろんをまとめ、高野連こうやれんに提言ていげんを行おこなうことにしています。

智弁和歌山ちべんわかやま元もと監督かんとく高嶋たかしまさん「不公平ふこうへいにならないルールを」

７なな日にちの有識者ゆうしきしゃ会議かいぎでゲストとして講演こうえんした智弁和歌山ちべんわかやま高校こうこうの元もと監督かんとく、高嶋たかしま仁ひとしさんは「１いち試合しあいでの球たま数すう制限せいげんには反対はんたいです。ピッチャーが１いち人にんしかいないチームだと、決きめられた球たま数すうに達たっすると次つぎのピッチャーがいなくて負まけることになる。弱よわいチームが強つよいチームを倒たおす野球やきゅうのだいご味だいごみが失うしなわれる」と話はなしました。

そのうえで、一定いってい期間きかんを設もうけて球たま数すうの制限せいげんをかけることについて「１いち週間しゅうかんで何なん球きゅうとか、10日間にちかんで何なん球きゅうとかになるのでしょうか。ピッチャーを保護ほごすることは大事だいじなので、とにかく不公平ふこうへいにならないようにルールを決きめてほしい」と今後こんごの議論ぎろんに期待きたいしていました。