陸上男子100
メートルで、
日本歴代3位の
記録を
持つ山縣亮太選手が、
日本新記録を
マークしたサニブラウンアブデル・ハキーム
選手などと
対戦する
今月末の
日本選手権に
向けて、「
これまでの
経験を
しっかりパフォーマンスにつなげていきたい」と、
大会2連覇へ
向けて
意気込みを
述べました。
陸上男子100
メートルでは、20
歳のサニブラウン
選手が
日本時間の
8日、
全米大学選手権の
決勝で
9秒97の
日本新記録を
マークしました。
9日は、この種目で日本歴代3位の10秒00の記録を持ち、今月末の日本選手権で大会2連覇をねらう山縣選手が、横浜市内で練習を公開しました。
山縣選手は今シーズン、得意のスタートで「体がすぐに浮いてしまう」と納得がいかないレースが続いていて、9日もスタートの動きを繰り返し確認し、サニブラウン選手などとの対戦になる日本選手権に向けて調整しました。
山縣選手は、サニブラウン選手の記録について「自分も日本記録を出したいと思っていたので、悔しい気持ちや、もどかしさもある。ただ、自分の状態を上げていくことがいちばんだと思う」と話しました。
そのうえで、日本選手権に向けては「去年以上に厳しい戦いになると思うが、自分は挑戦者だと思う。しっかり、世界選手権の代表になれるように頑張っていきたい」と意欲を示しました。
山縣選手は、10日が27歳の誕生日で「年齢的にはベテランの領域に入ると思うが、これまでの経験をしっかりパフォーマンスにつなげていきたい」と抱負を述べました。