テニスの
世界トッププレーヤーとして
活躍する
錦織圭選手を
少年時代に
指導し、
才能を
見いだしたことで
知られる
松江市のテニススクールの
コーチ柏井正樹さんが、11
日亡くなりました。58
歳でした。
柏井さんは
松江市出身で
大学時代に
テニスを
始め、
その後、
指導者としての
道を
進んで、
松江市内でテニススクールのヘッドコーチを
長年務めてきました。
テニススクールでは錦織選手を6歳から中学1年生まで指導し、その才能を見いだして世界トップレベルで活躍する基礎を築いたことで知られています。
こうした功績が評価され、平成16年には日本テニス協会から優秀指導者賞を受賞するなど、指導者として数々の表彰を受けています。
錦織選手が国際大会で上位に進出した際などには、地元でのパブリックビューイングで声援を送るなど活躍を見守っていました。
島根県テニス協会によりますと、11日朝、松江市内の自宅で柏井さんが起きてこないことに家族が気付いたということで、その後、病院で死亡が確認されたということです。