札幌市で女の子(2)が衰弱死した事件で、母親らは、自宅で飼っていた10匹以上の猫を飼育放棄していたことが新たに分かりました。室内はフンや尿で汚れた状態で、母親が不在のときは、悪い環境の中に女の子が放置されていました。
死因は衰弱死で、死亡する2週間ほど前から食事を与えられていなかったほか、長期間にわたり育児放棄の状態だったとみられています。
「(猫に)ご飯とか水を与えなかったり、汚いところに置くのは虐待。猫でもこんなにひどい状態なのに、人間はどうしていたんだろう。特に小さい子なんて」と言われました。
多くの猫はやせ細り、通常の半分ほどの体重でした。体には大量の寄生虫やダニがついていたということです。