エスカレーターを
誰もが
安心して
使うことが
できるように、
1列に
2人ずつ
立ち止まって
利用するよう
呼びかけるキャンペーンが
仙台市で
始まりました。
このキャンペーンは、
東京オリンピック
などに
向け、
利用者のマナーの
向上を
図ろうと
仙台市が
始めたものです。
仙台駅のエスカレーターの前には職員がプラカードを持ち、1列に2人ずつ立ち止まって利用するように呼びかけました。
エスカレーターでは歩く人のために片側を空ける習慣が見られますが、こうした乗り方は荷物を持った人などがぶつかって事故になる危険があるということです。
毎朝駅を利用するという女子高生は「後ろから歩いてくる人と接触したこともあるので、このようなマナーが浸透すればいいと思います」と話していました。
仙台市地下鉄の電車内では、歌手の吉川晃司さんの声で、混雑時はリュックサックなどを背中ではなく前に抱えて乗車するように呼びかけるアナウンスが流れました。
仙台市鉄道管理部の三浦孝行営業課長は「公共の交通機関を多くの方が安全に利用できるように、正しいマナーを呼びかけていきたい」と話していました。