ミャンマーでの
迫害から
逃れ、バングラデシュの
難民キャンプで
暮らすロヒンギャの
子どもたちに、
日本の
大学などからサッカー
ボール120
個余りが
寄付され、
子どもたちが
早速試合を
楽しみました。バングラデシュのコックスバザールに
ある難民キャンプでは、ミャンマーから
逃れてきた
少数派のロヒンギャの
人たちが
およそ90
万人が
暮らしていて、
その半数は
子どもです。
16日は、UNHCR=国連難民高等弁務官事務所の親善大使を務める日本人ミュージシャンのMIYAVIさんがキャンプを訪れ、サッカーボール120個余りを届けました。
ボールは、難民の子どもたちを勇気づけようと、日本各地の大学などから寄せられました。
子どもたちは早速、サッカーの試合をして、集まった人たちから熱い声援を受けていました。
キャンプでは難民の定住化を避けたいバングラデシュ政府の意向で正規の教育が認められていないほか、娯楽もほとんどなく、子どもたちは多くの制約のなかで暮らしています。
ロヒンギャの人たちがミャンマーに帰還するめどは立っておらず、子どもたちにいかに希望と生活の糧を与えていくのかが大きな課題となっています。