일본어 뉴스: “夢の物質” 炭素素材の製造技術の開発に成功名古屋大学

“夢ゆめの物質ぶっしつ” 炭素たんそ素材そざいの製造せいぞう技術ぎじゅつの開発かいはつに成功せいこう名古屋なごや大学だいがく

Jun 27, 2019 02:06

Furigana

次世代じせだいの半導体はんどうたいの材料ざいりょうなどとして期待きたいされ、合成ごうせいするのが難むずかしいことから夢ゆめの物質ぶっしつとも呼よばれる炭素たんそ素材そざいの「グラフェンナノリボン」を自在じざいに製造せいぞうする技術ぎじゅつを開発かいはつしたと名古屋なごや大学だいがくのグループが発表はっぴょうし、コンピューターの小型こがた化かなどに応用おうようできる可能かのう性せいがあるとして注目ちゅうもくを集あつめています。「グラフェンナノリボン」という物質ぶっしつは、六ろく角形かくがたの環状かんじょうの炭素たんそ分子ぶんしがつながった「ナノメートル」サイズの炭素たんそ素材そざいで、大おおきさなどによって電気でんきの通とおしやすさなどの性質せいしつが変化へんかするため、次世代じせだいの半導体はんどうたいなどへの応用おうようが期待きたいされていますが、効率こうりつよく合成ごうせいする方法ほうほうはなく、夢ゆめの物質ぶっしつとも呼よばれています。

名古屋なごや大学だいがくの伊丹いたみ健一郎けんいちろう教授きょうじゅのグループは、環状かんじょう構造こうぞうを持もつ特定とくていの炭素たんそ分子ぶんしを独自どくじの触媒しょくばいで反応はんのうさせたところ「グラフェンナノリボン」を効率こうりつ的てきに合成ごうせいでき、材料ざいりょうの量りょうなどを調整ちょうせいすることで、形かたちや大おおきさを制御せいぎょすることもできたということです。

「グラフェンナノリボン」を使つかった半導体はんどうたいは、これまでより小ちいさなサイズで同等どうとう以上いじょうの能力のうりょくを発揮はっきすることができると考かんがえられていて、コンピューターの小型こがた化かや高性能こうせいのう化かなどにも応用おうようできる可能かのう性せいがあるとして注目ちゅうもくを集あつめています。