プラスチックごみの被害はクジラやイルカだけでなく、ワニにも及んでいました。米フロリダ州のセントマークス国立野生生物保護区で最近、ポリ袋を食べようとするワニの姿が目撃され、職員らが来訪者に「ごみを捨てないで」と呼び掛けました。
保護区を訪れたコリーン・サムウェルさんは、落ちていた袋にワニがゆっくりと近付き、かみ始める様子を撮影しました。
投稿によると、サムウェルさんはこの後、保護区内でペットボトル5本前後とビールの缶10本、たばこの吸い殻、手袋、ロープなどを拾ったということです。
保護区は来訪者に向けて「野生生物の保護に協力を。ワニが苦しんだり、ロープを引きずったりしていないかどうか、注意して見てほしい」と訴えています。