日本新聞: 九州で非常に激しい雨土砂災害など厳重警戒を

九州きゅうしゅうで非常ひじょうに激はげしい雨あめ土砂どしゃ災害さいがいなど厳重げんじゅう警戒けいかいを

Jul 2, 2019 10:07

Furigana

活発かっぱつな前線ぜんせんの影響えいきょうで大雨おおあめとなっている九州きゅうしゅうでは、鹿児島かごしま県けんを中心ちゅうしんに局地きょくち的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふっています。雨あめは西日本にしにほんを中心ちゅうしんに今月こんげつ５ご日にちごろにかけて断続だんぞく的てきに非常ひじょうに激はげしく降ふる見込みこみで、雨量うりょうが多おおくなっている地域ちいきを中心ちゅうしんに引き続ひきつづき土砂どしゃ災害さいがいに厳重げんじゅうに警戒けいかいしてください。

気象庁きしょうちょうによりますと、梅雨つゆ前線ぜんせんが停滞ていたいし暖あたたかく湿しめった空気くうきが流れ込ながれこんでいるため、九州きゅうしゅうでは２に日にちも南部なんぶを中心ちゅうしんに局地きょくち的てきに雨雲あまぐもが発達はったつしています。

午前ごぜん９きゅう時じ50分ふんまでの１いち時間じかんには鹿児島かごしま県けん錦江きんこう町まちで71.5ミリの非常ひじょうに激はげしい雨あめを観測かんそくしました。

九州きゅうしゅう南部なんぶでは降おり始はじめからの雨量うりょうが、多おおいところで600ミリから700ミリ以上いじょうに達たっするなど大雨おおあめとなっていて、鹿児島かごしま県けんでは土砂どしゃ災害さいがいの危険きけん性せいが非常ひじょうに高たかまり、「土砂どしゃ災害さいがい警戒けいかい情報じょうほう」が各地かくちに発表はっぴょうされています。

前線ぜんせんの活動かつどうが活発かっぱつな状態じょうたいが続つづくため、九州きゅうしゅう南部なんぶでは、このあと数すう時間じかん、１いち時間じかんに50ミリ以上いじょうの非常ひじょうに激はげしい雨あめが同おなじような場所ばしょで降り続ふりつづくおそれがあります。

3日にち朝あさまでの24時間じかんに降ふる雨あめの量りょうは、九州きゅうしゅう南部なんぶで150ミリ、九州きゅうしゅう北部ほくぶで100ミリ、四国しこくで80ミリと予想よそうされています。

前線ぜんせんは、3日にちから次第しだいに北上ほくじょうして活動かつどうがさらに活発かっぱつになる見込みこみで、４よん日にち朝あさまでの24時間じかんに九州きゅうしゅう北部ほくぶで300ミリから400ミリ、九州きゅうしゅう南部なんぶで200ミリから300ミリ、四国しこくで100ミリから200ミリの雨あめが降ふるおそれがあります。

前線ぜんせんが停滞ていたいする西日本にしにほんを中心ちゅうしんに今月こんげつ５ご日にちごろにかけて断続だんぞく的てきに非常ひじょうに激はげしい雨あめが降ふる見込みこみで、災害さいがいが発生はっせいしてもおかしくない大雨おおあめが予想よそうされています。

すでに雨量うりょうが多おおくなっている地域ちいきでは、土砂どしゃ災害さいがいへの厳重げんじゅうな警戒けいかいや、低ひくい土地とちの浸水しんすい、川かわの増水ぞうすいへの警戒けいかいを続つづけてください。

また、雨あめが小康しょうこう状態じょうたいとなっている地域ちいきでも、住すんでいる場所ばしょで起おきやすい災害さいがいの種類しゅるいや避難ひなん場所ばしょまでの経路けいろをあらかじめ確認かくにんしたうえで、最新さいしんの気象きしょう情報じょうほうや雨あめの降ふり方かたに注意ちゅういして早はやめの避難ひなんを心こころがけてください。