今月末のハロウィーンを
前に、
渋谷区の
長谷部区長が
記者会見し、ハロウィーンに
向けて、
大きな事件や
事故が
起きないよう、
全力で
対策をとる
考えを
示しました。ハロウィーンをめぐっては
去年、
渋谷区で、トラブルが
相次いだことから、
渋谷区はハロウィーン
など、
人が
多く
集まる時期に
限って、
渋谷駅周辺での
路上や
公園などでの
飲酒を
禁止し、
事業者にも
酒の
販売を
自粛するよう
求める条例を
制定しました。
これを受けて渋谷駅周辺では25日から27日までと、31日から11月1日の夜間を中心に、路上などでの飲酒が禁止となります。
これを前に、渋谷区の長谷部区長が記者会見し「楽しみながらマナーを守る人は基本的にウェルカムだが、マナーを犯したり、モラルのない行動に対しては、しっかりとメッセージを発信していきたい」と述べました。
そのうえで「条例には罰則がないが、若者や楽しむ人がどう受け止めるかだ。こんな条例はいずれなくなってほしいが、センター街で物を壊されたり、汚されたりしたので、制定せざるを得なかった。大きな事件事故が発生しないよう全力を投じたい」と述べました。
そして、最後に長谷部区長は「渋谷を愛する人たちの思いに報いるためにもしっかりとした行動をしてほしい」と協力を呼びかけました。
渋谷区では、26日と31日は警備員を100人以上配置するなど、独自に警備態勢も強化することにしています。