自民党と
立憲民主党の
国会対策委員長が
会談し、「
桜を
見る会」の
前日夜に
開催された
懇親会をめぐる
問題で、
立憲民主党が、25
日の
予算委員会に
参考人として
安倍前総理大臣の
出席を
求めたの
に対し、
自民党は
応じられないという
考えを
伝えました。
この中で、
立憲民主党の
安住国会対策委員長は「
桜を
見る会」の
前日夜に
開催された
懇親会の
費用の
一部を
安倍前総理大臣の
事務所が
負担した
疑いが
あると
報じられているとして、
これまでの
安倍氏の
国会答弁と
全く異なると
指摘しました。
そのうえで、25日行われる衆参両院の予算委員会の集中審議に、参考人として安倍氏の出席を求めました。
これに対し、自民党の森山国会対策委員長は、検察当局から発表がない今の段階では、安倍氏の出席については応じられないという考えを伝えました。
一方、森山氏は、憲法改正の手続きを定めた国民投票法の改正案について、26日開かれる衆議院憲法審査会で審議を行いたいと提案し、審査会の与野党の幹事で協議していくことになりました。
自民 森山国対委員長「受けることには無理がある」
自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し、「司法当局から何ら正式な発表がない現時点で、参考人の出席を要請をされても、受けることには無理があると申し上げた。結論は平行線なので、引き続きあす、予算委員会の現場で議論される」と述べました。
立民 安住国対委員長「これまでの説明と全く違う」
立憲民主党の安住国会対策委員長は、記者団に対し、「これまで国会で、安倍前総理大臣が説明してきたことと、いま報道されている事実関係は全く違う。安倍氏には、ぜひ国会に出てきていただき、なぜ、『事務所は一切関わっていない』という話になったのか、説明を求めたい」と述べました。