日本新聞: コメディアン小松政夫さん死去

コメディアン小松こまつ政夫まさおさん死去しきょ

Dec 11, 2020 19:12

Furigana

「デンセンマンの電線でんせん音頭おんど」や「しらけ鳥とり音頭おんど」などのネタや歌うたで人気にんきを集あつめ「小松こまつの親分おやぶん」の愛称あいしょうで知しられたコメディアンの小松こまつ政夫まさおさんが今月こんげつ7日にち、肝かん細胞さいぼうがんのため東京とうきょう都内とないの病院びょういんで亡なくなりました。78歳さいでした。小松こまつさんは福岡ふくおか市しの出身しゅっしんで、昭和しょうわ39年ねんに当時とうじ、国民こくみん的てき人気にんきだったコメディアンの植木うえき等ひとしさんの付き人つきびととして芸能げいのう界かい入いりし、テレビ番組ばんぐみや舞台ぶたいで演えんじたひょうきんなキャラクターや持ち前もちまえのギャグで一躍いちやく人気にんき者しゃとなりました。

中なかでも、伊東いとう四朗しろうさんとのコンビで出演しゅつえんしたコント番組ばんぐみで演えんじた「小松こまつの親分おやぶん」は、小松こまつさんを代表だいひょうするキャラクターとなり、番組ばんぐみの中なかで披露ひろうした「デンセンマンの電線でんせん音頭おんど」や「しらけ鳥とり音頭おんど」などのネタや歌うたが大だいヒットしました。

また、イッセー尾形いっせ-おがたさんとの即興そっきょうの二に人にん芝居しばいなど舞台ぶたいでの活動かつどうも精力せいりょく的てきに行いったほか、植木うえき等ひとしさんとの師弟してい関係かんけいを描えがいた自伝じでん的てき長編ちょうへん小説しょうせつ「のぼせもんやけん」は平成へいせい29年ねんに原案げんあんとしてNHKでドラマ化かされています。