日本新聞: 皇居で「講書始」天皇皇后両陛下日本語学研究者などから講義

皇居こうきょで「講こう書しょ始はじめ」天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいか日本語にほんご学がく研究けんきゅう者しゃなどから講義こうぎ

Jan 11, 2024 12:01

Furigana

天皇てんのう皇后こうごう両りょう陛下へいかが年としの初はじめにさまざまな分野ぶんやの研究けんきゅう者しゃから講義こうぎを受うけられる「講こう書しょ始はじめ」が、皇居こうきょで行おこなわれました。

講こう書しょ始はじめは11日にち午前ごぜん、皇居こうきょ・宮殿きゅうでんの松まつの間まで行おこなわれ、両りょう陛下へいかは皇族こうぞく方かたや学術がくじゅつ関係かんけい者しゃなどとともに3人にんの研究けんきゅう者しゃから講義こうぎを受うけられました。

はじめに、日本語にほんご学がくが専門せんもんの大阪おおさか大学だいがくの金きん水みず敏さと名誉めいよ教授きょうじゅが、日本にっぽん語ごでは、会話かいわ文ぶんの末尾まつびに「ますわ」とか「じゃ」などをつけて話し手はなしての属性ぞくせいを示しめす「役割やくわり語ご」が他たの言語げんごにないほど発達はったつし、小説しょうせつやアニメなどで便利べんりに使つかわれる一方いっぽう、課題かだいもあることなどを説明せつめいしました。