18
日、
東京 調布市の
住宅街で
道路の
陥没が
見つかったことを
受けて、
市が
地下の
トンネル工事を
行っていた
高速道路会社などに
速やかな
調査の
実施と
原因究明などを
求めて
要請書を
提出しました。
18日、東京 調布市の住宅街で幅5メートルにわたって道路が陥没しているのが見つかりました。
現場近くの地下でトンネルの建設工事を行ってきた東日本高速道路は、工事との因果関係は分からないとしたうえで、原因を究明する方針を示しています。
20日は国と高速道路会社の担当者が市役所を訪れ、現状などについて説明を行い、その後、長友貴樹市長が要請書を手渡しました。
この中でことし8月ごろから騒音や振動などの苦情が寄せられ、再三にわたり市民の安全確保の取り組みを求めてきたのに陥没が見つかったことは誠に遺憾だとしています。
そのうえで原因を早期に究明することや、陥没が工事と関係があった場合は再発防止策について住民に丁寧な説明を行い、不安の解消を図ることなどを求めています。
長友市長は「調査が行われる間も住民の不安に適切に対応するとともに、必要があれば同じトンネル工事が行われるほかの自治体とも連絡を取り合っていきたい」と話していました。
小池都知事「東日本高速道路で原因究明を」
東京 調布市の住宅街で道路の陥没が見つかったことについて、東京都の小池知事は、都庁で記者団に対し「東日本高速道路で原因究明をしていただくことがまず肝要だと思っている。生活をしている方々は心配だと思うので、しっかり対応していただきたい」と述べました。