自転車で
突然、
車の
通行を
妨害する「あおり
運転」を
行ったとして、
別の
暴行事件で
逮捕されている
埼玉県桶川市の33
歳の
男が
再逮捕されました。
警察によりますとことし6
月の
厳罰化以降、
自転車での「あおり
運転」で
逮捕されたのは
全国で
初めてだということです。
再逮捕されたのは、
桶川市の
パート従業員成島明彦容疑者(33)です。
警察によりますと今月5日桶川市の市道で対向車線を走っていた、44歳の女性が運転する車の通行を妨げる目的で、自転車で蛇行したうえセンターラインに寄せる「あおり運転」をしたとして、道路交通法違反の疑いが持たれています。
調べに対して「車の運転手のマナーが悪いので注意を促した」と供述しているということです。
成島容疑者は自転車で突然、車の通行を妨げる行為を繰り返していたため住民などから「ひょっこり男」と呼ばれ、去年7月から8月にかけて自転車の前輪部分を対向車線にはみ出させたなどとして逮捕され、有罪判決を受けています。
ことし6月の「あおり運転」の厳罰化で、自転車も取り締まりの対象になりましたが、埼玉県警によりますと、自転車に道路交通法の妨害運転罪を適用し逮捕したのは全国で初めてだということです。
この映像は、今月5日の午後、埼玉県桶川市内で撮影されたもので、自転車で車道を走る金髪の男が成島容疑者です。
対向車線から白いミニバンが近づいてきた次の瞬間。突然、自転車をセンターラインに寄せます。ミニバンが急ブレーキをかけますが、自転車はそのまま走り去りました。
ドライブレコーダーには、この前にも突然センターラインをはみ出す行為などを繰り返している様子が収められています。
警察によりますと、ことし6月の厳罰化以降、自転車での「あおり運転」で逮捕するのは全国で初めてだということです。