最先端のデジタルアートを
集めた
美術館を
視察した
菅官房長官は、
外国人旅行者を
年間4000
万人に
増やす目標に
向け、
誰もが
楽しめる
体験型の
観光の
充実に
取り組む考えを
示しました。
菅官房長官は、19
日午前、
東京 お台場に
ある、
光や
映像を
使った
最先端のデジタルアートを
集めた
美術館を
視察しました。
そして、四季の花々の映像が映し出された部屋で、立ち止まると足元に花が咲き、触れると散る作品を体験したほか、天井から流れ落ちる滝が観覧者を避けて流れる作品などを見て回りました。
観光庁などによりますと、この美術館は、国内外で最先端のデジタルアートを発表してきたグループ「チームラボ」などが運営していて、去年6月の開業以降1年間でおよそ230万人が訪れ、その半数が外国人旅行者だということです。
視察のあと、菅官房長官は記者団に対し、「外国人が、真に楽しめるコンテンツを開発していく必要がある。参加者の体験や楽しさ、分かりやすさといった要素は、日本の観光がもう1段上を目指す上で必要になるものだ」と述べ、外国人旅行者を年間4000万人に増やす目標に向けて、誰もが楽しめる体験型の観光の充実に取り組む考えを示しました。