西日本や
東日本は
大気の
状態が
非常に
不安定になっていて、20
日にかけて
局地的に
非常に
激しい雨が
降るおそれがあります。
低い土地の浸水や土砂災害のほか、落雷や竜巻などの突風に十分な注意が必要です。気象庁によりますと、九州の南から東日本にかけて延びる前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本と東日本では大気の状態が非常に不安定になり、局地的に雨雲が発達しています。
午後5時までの1時間には、新潟県魚沼市下折立で65ミリの非常に激しい雨を観測しました。
また、新潟県長岡市栃尾では午後4時前までの1時間に、昭和51年に観測を始めてから最も多い76.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
20日にかけては前線上に低気圧が発生し西日本から東日本へと通過するため、さらに広い範囲で大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあります。
20日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、北陸と九州北部で120ミリ、中国地方と四国で100ミリと予想されています。
気象庁は低い土地の浸水や土砂災害、川の増水のほか、落雷や竜巻などの激しい突風にも十分注意するよう呼びかけています。
急に冷たい風が吹くなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には、建物の中へ移動するなど安全の確保を心がけてください。