愛知県によりますと、7月、この施設の近くにある民間の養豚場で豚コレラの感染が確認されたことを受け、施設で飼育されているブタの検査を行ったところ、2頭から豚コレラウイルスの陽性反応が出たということです。
愛知県内で豚コレラの感染が確認されたのはこれで15例目となりますが、県の施設で感染が確認されたのは初めてです。
愛知県は施設で飼育されているすべてのブタ、700頭余りの殺処分を行うことにしています。
この施設では、畜産関連の施設に入る際、3回の着替えを義務づけるなど、豚コレラの感染拡大の防止に向け対策を強化していました。
一方、愛知県は、豊田市の養豚場でも豚コレラの感染が確認されたと発表し、この養豚場で飼育されているすべてのブタ、およそ300頭の殺処分を行うことにしています。