自宅の空調は華氏78~85度(摂氏25.5~29.4度)の範囲内に設定をします。米政府が推進するエネルギースタープログラムが発表したガイドラインを巡って、インターネットで論議が噴出しています。
エネルギースターはエネルギーの効率的な利用を推進するプログラムです。一般家庭の空調設定温度について、摂氏換算で起床時は25.5度、日中は29.4度、就寝中は27.7度という基準を打ち出しました。
空調を適切な温度に設定すれば、年間およそ180ドル(約1万9000円)の節約になるとしています。
一方で、夜間の設定温度が高いと睡眠の妨げになるという意見もあります。
オフィスなどの設定温度については、米労働安全衛生局の基準で華氏68~76度(摂氏約20~24度)、湿度は20~60%が目安とされています。