フランスで
開かれている
G7サミット=
主要7か国首脳会議は、
2日目の
討議が
始まり、
各国首脳が、
対抗措置の
応酬が
続く米中の
貿易摩擦をはじめとする
世界経済と
貿易を
テーマに
意見を
交わしています。フランス
南西部のビアリッツで
開かれている
G7サミット=
主要7か国首脳会議は
2日目を
迎え、
安倍総理大臣ら
各国首脳は、
世界経済と
貿易を
テーマに
討議を
行っています。
世界経済をめぐっては、アメリカと中国の貿易摩擦が長期化していて、サミット直前にも双方が高い関税を課す対抗措置の応酬が続いています。
また、自由貿易の在り方をめぐっては、アメリカのトランプ大統領とヨーロッパ各国の首脳との間で考え方に隔たりがあり、サミットでの議論の行方が注目されます。
今回のサミットでは、例年取りまとめられてきた首脳宣言の採択が初めて見送られる方向となっていますが、世界経済の先行きが不透明となる中、G7がどのような協調姿勢を示すことができるのかが焦点です。
また、各国の首脳は、南アフリカやエジプトなど8つの招待国の首脳とともに、「不平等との闘い」をテーマに討議を行うほか、質の高いインフラ整備などアフリカとのパートナーシップについても意見を交わすことにしています。
このほか、初日の夕食会で、議論されなかった北朝鮮問題や中国情勢については、2日目以降の日程で意見が交わされることになっています。