横綱 白鵬は
3日正午すぎ、
都内で
取材に
応じ「
本日をもって『
白鵬 翔』という
名前で
日本国籍を
取得することができました」と、
改めて国籍の
取得を
報告しました。
白鵬は
日本に
来た
当時に
思いをはせ「15
歳で
痩せていた。
今は
多くの
人に
特別な
存在だと
思われているかもしれないが、
当時は
全く特別ではなく、
稽古を
重ねに
重ねて
強くなった。18
年間、
相撲一筋でやってきたことが、きょうにつながったのかなと
思います」と
感慨深そうに
話しました。
国籍を離脱したモンゴルへの思いについては「自分の国を愛しているから日本という国も愛せるし、両親、兄弟を愛すればこそ日本の人々を愛せる。そういう思いできょうまでたどりついた」と述べました。
白鵬は将来、親方として後進を指導することができるようになり「今までは自分が相撲を取ることで頭がいっぱいだったが、これからは別の道ができる。強いお相撲さんを育てて相撲協会やファンの皆さんの前に出してあげることが一つの恩返しだと思う」と話しました。
そのうえで、5日後に迫った秋場所に向けては「日本人として恥じないように、今まではモンゴルという国が背中にあったが、これからは2つの国が背中にのしかかってくるという重い気持ちになっています」と話していました。